淡路島には長い本葺の歴史があります。谷崎潤一郎が小説の中で、その美しさを讃えています。京都などでは寺社建築のステイタスを保つために、民家には本葺を禁じられていたと聞きますが、瀬戸内地方、泉州、紀州、播州や、もちろん淡路島でも、本葺が民家に葺かれている風景がよく見られます。南あわじ市津井を中心に発達してきた淡路の瓦産業は、江戸時代からそれらの地方に瓦を供給してきました。当社は、小さくはありますが、ほぼ400年にわたる淡路瓦の歴史をともに生きた本葺瓦専門工場です。